2014年07月03日

全身性エリテマトーデスとは(5)

●全身性エリテマトーデスの抑制的治療: ほとんどの患者において,高用量コルチコステロイドの投与を延長しなくても再燃の危険性を減らすことができる。

慢性疾患は,最小用量のコルチコステロイドと炎症をコントロールするその他の薬物(例,抗マラリア薬,低用量免疫抑制薬)で治療すべきである。

抗2本鎖DNA抗体価または血清補体価の低値を追跡調査しうるけれども,治療は主として臨床的特徴に応じて行うべきである。

患者が長期的に高用量コルチコステロイドを必要とする場合,代替の経口免疫抑制薬の投与を考慮すべきである。長期のコルチコステロイド療法を受けている患者には,Ca,ビタミンD,ビスホスホネートによる治療を考慮すべきである。

限局性の合併症と共存する病態: 長期的な抗凝固療法は,抗リン脂質抗体と再発性の血栓症の患者にとって重要である


妊娠した患者が抗リン脂質抗体を有する場合,血栓合併症はコルチコステロイド(プレドニゾン30mg以下を1日1回),低用量アスピリン,ヘパリンによる抗凝血療法によって避けうる。

妊娠の第2トライメスターおよび第3トライメスターを通して1錠の小児用アスピリンと併用または単独で毎日ヘパリンを皮下投与することが最も成功率の高い予防法である。


●ループスの亜型

エリテマトーデス(DLE):

円板状エリテマトーデスは,ときに慢性皮膚エリテマトーデスとも呼ばれ,全身性障害の有無にかかわらずループスの一部として各種の皮膚変化が生じることがある。

皮膚病変は紅斑に始まり,萎縮性瘢痕へと進行する。

それらは,顔や,頭皮,耳のような皮膚の露光部に好発する。

未治療の場合,病変は拡大し,中央が萎縮して瘢痕を生じる。

広範な瘢痕化した脱毛がありうる。粘膜障害が,特に口によくみられる。

典型的な円板状の病変を示す患者は,SLEであるかどうかを評価すべきである。

2本鎖DNAに対する抗体は,必ずといっていいほど円板状エリテマトーデス患者にはない。

皮膚病変の活動性縁辺の生検によって,円板状エリテマトーデスを全身性エリテマトーデス(SLE)と鑑別しえないけれども,その他の疾患(例,リンパ腫またはサルコイドーシス)を除外しうる。

早期の治療により永久的な萎縮症を予防しうる。

日光または紫外線への暴露は,最小限にすべきである(例,屋外では強力な日焼け止めを使用する)。

局所用コルチコステロイドの軟膏(特に乾燥皮膚に)またはクリーム(軟膏より油分が少ない)を1日3〜4回塗布すると(例,トリアムシノロンアセトニド0.1%または0.5%,フルオシノロン0.025%または0.2%,フルランドレノリド0.05%,吉草酸ベタメタゾン0.1%,および,特にジプロピオン酸ベタメタゾン0.05%)通常は小さな病変を退縮させうるが,過度にまたは顔(皮膚の萎縮を起こす)に使用すべきではない。

抵抗性の病変は,フルランドレノリドを塗布したプラスチックテープで覆う。

その代わりとして,トリアムシノロンアセトニドの0.1%懸濁液の皮内注射(1部位につき0.1mL未満)は病変を解消しうるが,二次性の萎縮が続いて生じることがよくある。

抗マラリア薬(例,ヒドロキシクロロキン200mg,1日1回または1日2回の経口投与)は有用である。

抵抗性症例では,併用療法(例,ヒドロキシクロロキン200mg/日とプラスキナクリン50〜100mg,1日1回の経口投与)を数カ月から数年間続けることが必要なことがある。



●亜急性皮膚エリテマトーデス(SCLE):

亜急性皮膚エリテマトーデスは,皮膚障害が顕著であるSLEの亜型である。

亜急性皮膚エリテマトーデスの患者は,広範囲にわたる再発性の皮膚発疹を生じる。

輪状または丘疹鱗屑性の病変が,顔,腕,体幹に生じる。

病変は通常光線過敏性で,色素脱失を示すことがあるが,瘢痕化はまれである。

関節炎と疲労は亜急性皮膚エリテマトーデスの患者によくみられるが,神経症状および腎症状はみられない。

患者は,ANA(抗核抗体)陽性またはANA陰性でありうる。

ほとんどの患者が,Ro(SSA)に対する抗体を有する。

母親にRo抗体があれば,その乳児は,先天性の亜急性皮膚エリテマトーデスまたは先天性の心ブロックを有する可能性がある。

亜急性皮膚エリテマトーデスは全身性エリテマトーデス(SLE)と同様に治療すべきである。



以上


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2014年04月22日

色素 は次のどれ?

色素 は次のどれ?

(a) element (b) hydrogen (c) iodine (d) oxygen (e) pigment








>>>>>>>>>>>
   答え
>>>>>>>>>>>

色素=(e) pigment

(a) element=元素、要素

(b) hydrogen=水素

(c) iodine=ヨウ素

(d) oxygen=酸素
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2014年04月13日

(a) compound (b) hydrogen (c) iodine (d) nitrogen (e) oxygen は何?

1.酸素は次のどれ?

(a) compound (b) hydrogen (c) iodine (d) nitrogen (e) oxygen



>>>>>>>>>>>
   答え
>>>>>>>>>>>

酸素=(e) oxygen


(a) compound=化合物

(b) hydrogen=水素

(c) iodine=ヨウ素

(d) nitrogen=窒素


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2005年12月10日

■□上級モニターのためのメルマガ No.6

■□上級モニターのためのメルマガ No.6
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


*これは上級モニター用のためのメルマガですが、これから上級に
なろうとしているモニターの皆様にもお役に立つと思います。
自分ではコレくらいのことなら、もう知っているよ、と言う方も是
非、OJTで活用してください。

*またCRCの方にも参考になるようにしているつもりです。



■ Contents
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1)新着情報
2)上級モニターに必要なスキル
3)上級モニター必読図書
4)上級モニターに必要な知識
5)今週の課題
6)専門知識・情報入手のためのサイト




>>>>>>>>>>>>>>>(1) 新着情報 <<<<<<<<<<<<<<<<<


■医薬品ができるまで

今週の治験日記:「どんな人生にも雨の日はある」

「ビジネスわくわく」の日記にも書いたが『どんな人生にも雨の日
はある』。

ひとそれぞれによって雨の日の過ごし方が有るだろう。
びしょ濡れになってもいいから、外へでる。 せめて傘をもって出る。
いやいやレインコートも必要でしょう。

まさか!こんな日は家で好きな音楽を聴きながら、好きな本を読むの
が最高の人生さ、、、。いろいろだ。
   ↓
http://www.geocities.jp/iyakuhin_ga_dekirumade/




■ホーライ製薬

今週も引続き「モニタリングで一番大切なこと」
今年はずっと、ラディッツ赤木君の成長を追いそうです。
   ↓
http://www.geocities.jp/horai_seiyaku/




■「ビジネスわくわく」に「わくわく日記」と「夢と希望」をちょっと
だけアップしました。
   ↓
http://horaibz.zero-yen.com/index.html







■ 2)上級モニターに必要なスキル
------->今週は「部下の失敗」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

もしあなたの部下が仕事上の失敗(ミス)をしたら、どうしますか?

これは失敗の度合いにもよるでしょうね。
例えば致命的な失敗だった場合は、「注意する」「叱る」などですね。

その後、同じ失敗をしないかのフォローも大切です。

ところで、かつて僕が読んだ本に次のようなエピソードがありました。
(残念ながら、本の名前は忘れました。)

ある有名な飛行士(戦時中)が、飛行中に突然トラブルに巻き込まれた。
エンジンの調子がおかしくなったのだ。
これは明らかに整備不良だと分かった。
昨日まではなんとも無かったのだから。

その飛行士はなんとか、無事に空軍基地に戻ってきた。

事態を知った整備士は青い顔をして、その飛行士の前に立った。
すると、その飛行士はこう言ったのだ。

「大丈夫。僕はきみを信頼している。その証拠に、今日の整備もきみに
頼むよ。」


これは、なかなか言えません。(僕なら絶対にその整備士を外してもらうな。)

その言葉を聞いた整備士はそれまで以上に念入りに整備をするようになった
のは言うまでも有りません。

部下の失敗の対処方法にも色々と有るものですね。






■ 2)上級モニター必読図書(上記の件に関して参考になる本)
------->今週は「ひとを動かす」に関する本
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ひと(組織)を動かすにはどうしたらいいか?というテーマの本を集めて
みました。

古典的な名作「人を動かす」(カーネギー著)によると、人と接する際の
基本的な原則を基に、自分が重要視され、評価されていると相手に感じさ
せるようなスキルが必要だということ。

代表的な「人を動かす三原則」(カーネギー)は次のとおりです。


【人を動かす三原則】


1.批判も非難もしない。苦情も言わない。

2.重要感を持たせる。素直で、実直な評価を与える。

3.人の立場に身を置く。そして強い欲求を起こさせる。


その他にも【人に好かれる6原則】や【人を説得する12原則】等も有ります

詳細はこちら「仕事のコツ」

http://www.geocities.jp/horai_business/


また、「ひと(組織)を動かすにはどうしたらいいか?というテーマの本」に
ついては「ビジネスわくわく」のサイトで紹介しています。
  ↓
http://horaibz.zero-yen.com/index.html


■ 3)上級モニターに必要な知識
------->今週は「最新のビジネス用語」に関するサイト
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

*「最新!ビジネス用語」
    ↓
http://iec.co.jp/syg/index.php


*「kyomi365のビジネス用語辞典」
    ↓
http://bt.jmam.co.jp/koyomi/business_yogo/index.shtml


*産経新聞社の「アルファベット略語集」
    ↓
http://www.sankei.co.jp/databox/yougo/ryakuabc.html




■ 4)今週の課題
------->今週は「部下が突然、会社に来なくなったら」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ある日、いつも会議には遅刻しないA君が会議に来ない。
心配してマンションに行ったら、倒れていた、ということはあまり有って
は欲しくないですが、今週の課題はそうではなく、イワユル登社拒否みた
いに、来なくなった場合を想定してみましょう。

まずは、本人に事情を聞いてみるしかないでしょうね。

会社に行きたいのだけど、行けない「何か」の事情が有る。
あるいは、もう完璧に「行きたくない」という場合も有るでしょう。

いずれにしても、この後、あなたなら、どう対応しますか?

後者は簡単なようですが、深く考えると、意外と難しい問題を含んで
いるかもしれません。






■5)専門知識・情報入手のためのサイト
------->今週は「アレルギーについて」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
最近はアトピー性鼻炎、皮膚炎、喘息など等で、アレルギーに関して
一般の主婦の方も気にしています。

中には、お米も麦もだめでヒエを食べるとか、そういう重症なお子さんも
いらっしゃるとか。

まだまだ、より一層の解明が待たれる「アレルギーの原因と対策」ですね。

関連サイトとして以下に挙げて起きます。
  ↓
▼国立成育医療センター研究所・免疫アレルギー研究部
http://www.nch.go.jp/imal/default.htm

▼『アレルギー疾患』総合リンク集
http://www.sinbun.co.jp/kenkou/allergy/allergy.html

▼NPOアレルギーネットワーク
http://www.chance.ne.jp/arenet/








■ Good luck!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ホーライ
医薬品ができるまで
http://www.geocities.jp/iyakuhin_ga_dekirumade/

ホーライ製薬
http://www.geocities.jp/horai_seiyaku/

ビジネスわくわく
http://horaibz.zero-yen.com/index.html

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2005年12月03日

★10万人の医師に質問できるQ&Aサイトと医療ニュース

医師たちが結構、真摯に質問に答えている(あたりまえか)。

10万人もいれば、そういう人だっています。

薬剤師もそうだし、どんな職業でも、真摯な人たちによって、その職業の質が決まってくるというものだ。


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┃会員募集中┃ 10万人の医師に質問できるQ&Aサイト【 AskDoctors 】
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僕も当然、会員になった。(無料だし。)



===ソニーグループの医療サイト紹介======
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┃医師の方へ┃ 医師・医療従事者14万人が読んでいる、
┗━━━━━■ 【 医療ニュースメルマガ(無料)】ご存知ですか?
https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=UBL3E+D1R12Q+O6U+661TV
========================================
  ↑
これまた、超便利なので重宝している。(医師でなくとも登録できる。)

医療関係のニュースとそのフォローが良い。

登録することにより、ホームページが見られるのも良い!


posted by ホーライ at 18:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 上級モニターのために | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月19日

上級モニターのために(その5)

■ Contents
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1)上級モニターに必要なスキル
2)上級モニター必読図書
3)上級モニターに必要な知識
4)今週の課題
5)専門知識・情報入手のためのサイト








■ 1)上級モニターに必要なスキル
------->今週は「他人の能力を伸ばす」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

先週の「スキル」は「教える」ということでしたが、今週のスキルは部下の能力(顕在化しているもの、潜在化しているもの)を、いかにして引き出し、伸ばしてあげるか、ということです。

多くの科学者は、素晴らしい師により、自らの持っている能力を引き出してもらうことが多いようです。

基本的には、まず、自分でも気づいている(顕在化している)能力を引き出す方法を考えてみましょう。

これは、簡単です。誉めてあげれ、さらに上を目指すようにチャレンジングな目標を与えてあげればいいと思います。

問題は、自分でも気づいていない「潜在化」している能力です。

そもそも、その潜在化している能力に気づかない上司や先輩もいるわけでして。。。。

もし、部下の立場で言うならば、自分の隠れた才能を引き出してくれる上司、先輩(あるいは同僚、後輩)に出会えたことは幸運なことだと思いませんか?




■ 2)上級モニター必読図書(上記の件に関して参考になる本)
------->今週は「部下を伸ばす」に関する本
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

部下を伸ばす方法としては、次の3つに大きく分類されるようです。


【分類1】「部下の評価方法」

*評価で(つまり“飴と鞭”の飴)で、伸ばす。


【分類2】「部下への仕事の与え方」

*仕事を通して部下を伸ばす、というオーソドックスで王道とてでもいうべき方法。


【分類3】「部下自らに能力を気づかせる」

*これは基本的に「コーチング」というスキルを上司が使って、部下を伸ばす方法です。



*「ビジネスわくわく」のサイトで上記の本を紹介しています。
  ↓
http://horaibz.zero-yen.com/index.html








■ 3)上級モニターに必要な知識
------->今週は「暗黙知」と「形式知」に関するサイト
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「暗黙知」を「形式知」に変換することとナレッジマネジメントを組み合わせた解説の権威はなんと言っても、野中郁次郎先生です。

先生は「暗黙知」から「形式知」への4つの変換ステップをSECIモデル として提唱されています。

下記のサイトで学んでみましょう!
  ↓
http://www.glocom.ac.jp/itplat/archive/0405sympo/panel1/2_nonaka_1.html


さらに「ナレッジマネジメント」に関連する本を下記の「ビジネスわくわく」のサイトで紹介しておきます。
「基礎編」と「実践編」との分けて有りますので、それぞれ、一冊ずつ読まれることをお奨めします。
  ↓
http://horaibz.zero-yen.com/index.html







■ 4)今週の課題
------->今週は「部下が不正を働いていたら」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
部下がGCP上のことでも、一般的な業務上のことや、会社の資産等に関して不正を働いているらしい、ということが分かったらどうしますか?

これは「不正」の種類にもよるでしょう。
たとえば「横領」、これはりっぱな犯罪です。
問題は、本当に「横領」をしているかどうかです。

いずれにしても「不正」を本当に部下がはたらいているのかどうかを確認する必要があるでしょう。

しかし、これは実に微妙な問題を含みます。

最初は「部下」を信じることから始めたほうがいいでしょう。

もし、疑わしい部下が不正をはたらいていなかった場合、みなさんは、職場内の人間関係をいっき台無しにするわけすから。






■5)専門知識・情報入手のためのサイト
------->今週は「健康と栄養」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「健康と栄養」について。

栄養は健康にとって重要な役割を果たしているとは言え、意外と知られていないと思いませんか?
そこで、今回は「健康と栄養」に焦点をあてました。

健康食品の安全性情報も扱っています。
  ↓
▼国立健康・栄養研究所
http://www.nih.go.jp/eiken/










■ Good luck!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ホーライ

医薬品ができるまで
http://www.geocities.jp/iyakuhin_ga_dekirumade/

ホーライ製薬
http://www.geocities.jp/horai_seiyaku/


ホーライ製薬(新館)
http://web.hpt.jp/horaiseiyaku/

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上級モニターのために(その4)

■ Contents
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1)上級モニターに必要なスキル
2)上級モニター必読図書
3)上級モニターに必要な知識
4)今週の課題
6)専門知識・情報入手のためのサイト







■ 1)上級モニターに必要なスキル
------->今週は「教える」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

リーダークラスになると自分の治験管理だけでなく、部下のあるいは同僚の時には先輩にも、「物事」を教える必要が出てきますね。

新しい治験プロトコルのこと。
新しい法律やガイドラインのこと。
あるいは、新規施設の情報や新入社員に「そもそも治験とは?」・・・等など

皆様は、どのように「物事」を教えていますか?


「物事」を教える、ということ一つとっても百人いれば百様の教え方があります。

「きかせてみせ、やってみせ、やらせてみせ、ほめてあげずはひとは動かず」と言ったのは山本五十六元帥。(古いな・・・)


OJTと言うのは、普段のいつもの仕事のやり取りの中でやるのがベストだそうです。

是非、みなさんの秘伝の技を部下の人に伝えてやってください。

「暗黙知」を「形式知」にするってやつですね。






■ 2)上級モニター必読図書(上記の件に関して参考になる本)
------->今週は「分かりやく教える技術」に関する本
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼「教える技術」

本書では、仕事を通じて教える、いわゆる「OJT」も含めて、「誰かに」「何かを」教えるための基本事項が紹介されている。

まず一般論として「教え上手」になるための具体的な方法論があり、後半は「教える相手」別に教え方を伝授してくれる。

非常に単純な構成で、紹介されている方法も基本のキだが、それだけに「ツボ」を押えていると言える。

多くのことを学ぶよりも、本書で紹介されている「ツボ」を完全にマスターすることが、結局は一番の「ツボ」なのかもしれない。


*「モニターへの道」のサイトで上記の本を紹介しています。
  ↓
http://www.geocities.jp/monitor_cra/







■ 3)上級モニターに必要な知識
------->今週は「暗黙知」と「形式知」に関するサイト
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「暗黙知」を「形式知」に変換することとナレッジマネジメントを組み合わせた解説の権威はなんと言っても、野中郁次郎先生です。

先生は「暗黙知」から「形式知」への4つの変換ステップをSECIモデル として提唱されています。

下記のサイトで学んでみましょう!
  ↓
http://www.glocom.ac.jp/itplat/archive/0405sympo/panel1/2_nonaka_1.html


さらに「ナレッジマネジメント」に関連する本を下記の「ビジネスわくわく」のサイトで紹介しておきます。
「基礎編」と「実践編」との分けて有りますので、それぞれ、一冊ずつ読まれることをお奨めします。
  ↓
http://horaibz.zero-yen.com/index.html







■ 4)今週の課題
------->今週は「進路を迷ったら?」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
部下、後輩、同僚があなたに「今後の自分の進路(会社での)を悩んでいる」と聞いてきたら、どう答えますか?

もちろん、正解はありません。
それどころか、自分の進路すら分からないのに。。。。

でも、話を聞くだけは聞いてあげましょうね。
相手は、それだけですっきりするかもしれません。

あなたは、自分が将来について迷ったら相談にのってくれる方がいらっしゃいますか?








■5)専門知識・情報入手のためのサイト
------->今週は「介護福祉」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「介護福祉」について。

高齢化と少子化が進む中で、介護福祉という仕事(ビジネス)が有ります。
一体、どんなことをやっているのでしょうか?

  ↓
▼社団法人日本介護福祉会
http://www.jaccw.or.jp/


▼介護福祉士を目指してみる
  ↓
http://www.brush-up.jp/direct/kaigohukushi.html








■ Good luck!
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ホーライ

医薬品ができるまで
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ホーライ製薬
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ホーライ製薬(新館)
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上級モニターのために(その3)

■ Contents
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1)上級モニターに必要なスキル
2)上級モニター必読図書
3)上級モニターに必要な知識
4)今週の課題
5)専門知識・情報入手のためのサイト














■ 1)上級モニターに必要なスキル
------->今週は「GCPのグレーゾーン」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

イワユル「GCPのグレーゾーン」というのが有りますね。

どこまで確認したらいいのか、とか、GCPの条文にも記載されていない事項とか。。。
Q&A集を参考にしたり、他社情報を集めたりして、なんとか正解を求める努力をされていることと思います。

某テレビ局の「行列のできる法律事務所」なんかを見ても、法律家の専門家であるはずの弁護士でも、ある特定の事例については意見が分かれます。

それを僕たち、私たちのように法律の専門家でもない人たちがGCPという法律の解釈をすっきりと100%解釈せよ、というのも無理な話で。

しかし、そうは言っても現場に出ているモニターのみなさんは、そのようなことに毎日直面しているわけです。

これは、もう、『迷ったら基本に戻る』でしょう。
他社がどうあれ、自分たちが治験参加者さんの人権、安全及び福祉の保護を最大限で守るにはどうしたらいいのか、というGCPの基本精神に戻って考えましょう。

もし、それで当局から指摘されたら?

それは、その時はそれがベストだと考えてやりました、というしかありません。
ただし、どう判断したのかという経緯とそれに従って実施した記録を残しておいてください。


このようなことって、なかなか部下に伝授するのは難しいですね。




■ 2)上級モニター必読図書(上記の件に関して参考になる本)
------->今週は「問題解決能力」に関する本
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

仕事は「問題の解決の連続」だとも言えるでしょう。

GCPの問題に限らず、プロジェクトの問題、人間関係の問題、自分の問題^^;

「問題」とは「理想」と「現実」のギャップです。
それをどう解決するのか?

これまたいろんな書籍が出回っております。
下記に一部を紹介しますので、ご参照ください。


▼問題解決プロフェッショナル「思考と技術」

問題解決のための2つの思考<ゼロベース思考><仮説思考>と2つの技術<MECE><ロジックツリー>を詳しく紹介。

問題解決の理論をチャートと事例を駆使してわかりやすく説明。

あなたの市場価値を高めるための実践的教科書!本書は、問題解決のための2つの思考と2つの技術、そして1つのプロセスが紹介し、ビジネスの現場で使えるよう、問題解決のプロセスを体系化したものである。



▼問題解決力を鍛えるトレーニングブック

問題解決力とは何か? 問題解決力を身につけるということは、どういうことか。
それは、ビジネスや日常生活の様々な場面において、迅速に問題を発見し、それに対して素早く、確実で、効率的な対策を考える力(習慣)を身につけるということである。

問題解決には、囲碁の定石のような体系化されたスキルがある。「基本手順」と「7つのツール」がそれだ。
バーチャル受講生と一緒に事例を解決していくことで、これらのスキルが無理なく確実に身につく。



▼考える力をつける哲学の本―人生の問題解決力を高める!

古今東西の偉大な哲学者の考え、物事の捉え方を、人それぞれに直面する悩みに合わせて提示し、自分の進むべき方向性を見いだす手助けとなる「哲学カウンセリング」。

ニューヨーク市立大学教授であり「哲学カウンセリング」の普及に尽力する著者が、その実例を紹介しながら哲学の新たな可能性を示唆する本書は、アメリカでベストセラーとなり、世界40か国以上で出版されている話題の書である。

「やりにくい上司とどうつきあうか」「生涯のパートナーが見つからない」「母親が自分を受け入れてくれない」など、どこにでも転がっていそうな問題に立ち往生している人々へ、それぞれに効果的な哲学―― アリストテレス、老子、ブッダ、カント、サルトルなど名だたる哲学者たちの考え方―― を示し刺激を与えてくれる。


*その他にも参考となる本を下記の「ビジネスわくわく」で紹介しています。
出版社、著者等の詳細は下記の「ビジネスわくわく」のサイト(URL)へ
  ↓
http://horaibz.zero-yen.com/index_mind_commny.htm







■ 3)上級モニターに必要な知識
------->今週は「薬価について」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
薬価がついて初めて、臨床開発の仕事は終わります。
では、その薬価とは?
僕もよく知らないので^^;「その道のプロが、あなたをガイド」してくれる「All About Japan」のサイトを覗いてみましょう。
  ↓
http://allabout.co.jp/health/medicine/closeup/CU20020623A/index.htm


さらに、「お薬110番」も覗いてみましょう。
  ↓
http://www.okusuri110.com/yaka/about_yaka.html

海外からはアーだ、コーだと言われている薬価問題。
今後、どう変わって行くのか?
それは、必然的に、製薬企業(薬産業)に大きな影響を与えるはず、ということは私たち自身に影響を及ぼすはず。。。ですよね?







■ 4)今週の課題
------->今週は「進路を迷ったら?」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
部下、後輩、同僚があなたに「今後の自分の進路(会社での)を悩んでいる」と聞いてきたら、どう答えますか?

もちろん、正解はありません。
それどころか、自分の進路すら分からないのに。。。。

でも、話を聞くだけは聞いてあげましょうね。
相手は、それだけですっきりするかもしれません。

あなたは、自分が将来について迷ったら相談にのってくれる方がいらっしゃいますか?








■5)専門知識・情報入手のためのサイト
------->今週は「医療経済」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「医療経済」について。

薬価については、上記をご覧頂くとして、全般的な医療経済はどんなトレンドなのか、ということを調べるために、こんなサイトも有ります。
  ↓
▼矢野ヘルスケアネットワーク
http://www.yanoresearch.jp/lifescience/japan/index.html


▼矢野経済研究所
  ↓
http://www.yano.co.jp/








■ Good luck!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ホーライ

医薬品ができるまで
http://www.geocities.jp/iyakuhin_ga_dekirumade/

ホーライ製薬
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ホーライ製薬(新館)
http://web.hpt.jp/horaiseiyaku/

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上級モニターのために(その2)

■ Contents
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1)上級モニターに必要なスキル(今週は「相手を見抜く!」)
2)上級モニター必読図書(上記に参考になる本)
3)上級モニターに必要な知識(今週は「病院の経営」)
4)今週の課題(やりがい)
5)専門知識・情報入手のためのサイト










■ 1)上級モニターに必要なスキル
------->今週は「相手を見抜く!」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

治験をよく知らない治験責任医師(そもそもそんな医師を治験責任医師に選んではいけないのだが)に、ドカ〜〜ンと怒られてスゴスゴと帰ってきたモニターに、怒られた理由を聞きました。

その医師が『感冒なんて有害事象じゃない!』と言って、耳をかさないので、GCPの有害事象の定義を教えようとしたら、これが逆キレされてしまったとのこと。

こんな時、あなたならどうしますか?

(1)上司ともう一度、直ちに取りあえず謝りに行き、有害事象はまた後日ということにする。

(2)ほとぼりがさめるまでそっとしておき、その後、何気なくCRCの方に頼んで医師を説得しておいてもらう。

(3)ころあいを見計らって、上司と同行し、有害事象と副作用の違いなどを分かりやすく解説したパンフレットなどを持参して説明する。


どうでしょうか?

・・・・・・別に正解は有りません。

ただ、大切なのは、相手の医師がどんなタイプなのか、といことを常日頃から把握しておかないと、このような“非常事態”に、とっさの対応が取れません。


若手モニターにも、そのことを伝えておきましょうね。(相手が爆発する前に。)

このことは、逆も当てはまります。
つまり、CRCや治験責任医師等から見たモニターがどんな相手なのか?ということですね。

口先ばかりで何もしないモニター、自分の都合だけを言うモニターなどなど。

お互いに注意しましょう!




■ 2)上級モニター必読図書(上記に参考になる本)
------->今週は「相手を見抜く」または「交渉術」に関する本
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

さて、それでは、どうやって相手の性格を鋭く見抜けばいいのでしょうか?
逆に自分の性格はどうなのでしょうか?

ビジネス書にはこの手の交渉術が多く出ておりますので「相手を見抜く方法」や「交渉術」に関する本を紹介します。


▼決定版 人を見抜く107のヒント(心理テスト付き)―相手と自分の隠れている性格・心理を知れば「いい人間関係」を築くことができる!


▼人を動かす!EQマネジメント―プロジェクトは「こころ」で決まる!


▼言いにくいことを上手に伝えるスマート対話術

・・・などなど。

*その他にも参考となる本を下記の「ビジネスわくわく」で紹介しています。
出版社、著者等の詳細は下記の「ビジネスわくわく」のサイト(URL)へ
  ↓
http://horaibz.zero-yen.com/index_mind_commny.htm







■ 3)上級モニターに必要な知識
------->今週は「病院の経営」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
最近では病院が潰れるということも、それほど珍しくなくなりました。
また、患者さんからの医療ミスに対する賠償訴訟なども10年ほど前と比べて、多くなってきました。

今後は病院の経営も難しくなっていきそうです。
オリコンのサイトで「患者が決めた!いい病院」なんていうのまで公表されています。
  ↓
http://www.oricon-medical.jp/hospital.html

この調査は以下のように決めたらしいです。

*-------- 調査基準 --------*

今回の調査では、患者として実際に受診してみて、「ここはお薦めです。」
と他の人に推薦したいと思うような医療機関をあげてもらいました。
さらに、受診状況(外来、入院、健診、救急)について回答してもらった上で、そのお薦め病院や診療所について、以下の項目についての満足度を評価してもらいました。

A 診療全般(100点満点)
B 医師の技術や医療水準(10点満点)
C 医師の説明の丁寧さ、理解しやすさ(10点満点)
D スタッフ(看護師、受付)の明るさ、親切さ(10点満点)
E 設備の清潔さ、使いやすさ(10点満点)
F 交通の便の良さ(10点満点)
G 患者のプライバシーへの配慮(10点満点)
H 待ち時間(10点満点)


ランキング方法
1. 各回答毎に、上記A〜Hの評価項目の満足度を合算して、○○病院△△科のポイントとしました。その際、Aのポイントを30点満点に換算して、合算後のポイントを100点満点で取り扱うこととしました。

*------------------------------*

皆さんは、病院経営の傾向について、今後、どのように変化すると思いますか?





■ 4)今週の課題
------->今週は「やりがい」
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部下、後輩、同僚があなたに「モニターという職業(あるいはCRCでもDMでも統計解析でも)のやりがいってなんですか?」と聞いてきたら、どう答えますか?

もちろん、正解はありません。
ただ、「やりがいのない」仕事をしていると、一日が詰まらないでしょうね。






■5)専門知識・情報入手のためのサイト
------->今週は「医療経営」
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「医療経営」について。

上でも触れましたが、だんだん経営が難しくなってきている病院。
そこで当然ながら、そこに目をつけてサイト運営しているところもあるわけですね。
  ↓
医療経営ネット
http://www.iryoh-keiei.net/









■ Good luck!
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ホーライ

医薬品ができるまで
http://www.geocities.jp/iyakuhin_ga_dekirumade/

ホーライ製薬
http://www.geocities.jp/horai_seiyaku/

ホーライ製薬(新館)
http://web.hpt.jp/horaiseiyaku/

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上級モニターのために(その1)

■ Contents
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1)上級モニターに必要なスキル(今週は「コミュニケーション能力」)
2)上級モニター必読図書(上記に参考になる本)
3)上級モニターに必要な知識(今週は「統計解析」)
4)今週の課題
5)専門知識・情報入手のためのサイト





■ 1)上級モニターに必要なスキル
------->今週は「コミュニケーション能力 その1」
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今週は治験を円滑にするために絶対に必要な「コミュニケーション能力」です。

最近の治験ではCRCの方がとても重要な位置にいます。
ドクターとの意思疎通はもちろんのことCRCの方との信頼関係はますます重要になってきます。

そのためには、なんと言っても「コミュニケーション能力」です。
(もちろん、言葉と態度が裏腹なのはもってのほか!)

もっと大変なのはCRCの皆さんです。
医師と患者とモニターの間に入っているのですから。


さて、今週の「コミュニケーション能力」その1です。

コミュニケーション能力というと、ついつい、自分の意見、意志を通すことばかりを考えがつですが、それは次の一手です。

まずは、相手の言うことを良く聞き、理解しましょう。
いわゆる「傾聴力」ですね。

相手が話し終わる前に、絶対に自分から言葉を発しないようにしましょう!



■ 2)上級モニター必読図書(上記に参考になる本)
------->今週は「コミュニケーション」に関する本
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さて、それでは、どうやって「コミュニケーション能力」を高めるかです。
本当は、専門の講師に研修を実施してもらえばいいのでしょうが、そうそう簡単にはいきません。

そこで以下に特に「傾聴力」を重視した本を紹介します。
*詳細は下記のURLへ
  ↓
http://horaibz.zero-yen.com/index_mind_commny.htm


1)「上手な聞き方が面白いほど身につく本」
―話し上手は聞き上手。人間関係を快適にする“聞き方”のポイント36 知りたいことがすぐわかる 内山 辰美 (著)


2)「上手な「聞き方・話し方」の技術―コミュニケーションの達人になるための知恵! 」福田 健 (著)


3)「聞き上手になる本―好感をもたれる会話術と情報収集力アップのノウハウ」高嶌 幸広 (著)


どれも、だいたいは同じことを言っています。
要は、実践できるかどうか、実践するかどうかです。






■ 3)上級モニターに必要な知識
------->今週は「統計解析」
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モニターなのに、何故、統計解析? と思われる方もいるでしょう。
かたや、いやいや、これからは(も?)モニターには「統計解析」のイロハくらいは知っておいてもらったほうがいいよ、という賛否両論があるでしょう。

でも、プロトコルにも「解析方法」や「目標症例数設定根拠」などが記載されていますので、それを説明できるくらいの知識を持っておきましょう!





■ 4)今週の課題
------->今週は「謝罪」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
チームのメンバーがプロトコルを上手く説明できなかったために、除外例がたくさん出てしまい、治験責任医師が怒っています。

あなたらどうしますか? 正解例は 5)専門知識・情報入手のためのサイトの下に有ります。





■5)専門知識・情報入手のためのサイト
------->今週は「謝罪」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「真菌症」について。

昨今では、もっぱら「生物テロ」として使われる危険性ばかりが宣伝されているようですが、もちろん治験でも「真菌症」に対する治験薬
がある事でしょう。

そんな時のために「真菌症」についてのサイトです。
  ↓
帝京大学医真菌研究センター
http://timm.main.teikyo-u.ac.jp/web/TIMM.jpn.html







4)今週の課題の正解例
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
必ずしも、この手が最善とは言えませんが、以下が基本だと思います。

1)何故、上手く説明できなかったのか、当該モニターに聞く
2)その上で、すぐに謝罪に行く
3)さらに、再発防止策を練る




他にも「モニターへの道」を参照してください。
   ↓
http://www.geocities.jp/monitor_cra/


■ Good luck!
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ホーライ

医薬品ができるまで
http://www.geocities.jp/iyakuhin_ga_dekirumade/

ホーライ製薬
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ホーライ製薬(新館)
http://web.hpt.jp/horaiseiyaku/

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