2014年06月01日

肝硬変は種々の原因によって生じた慢性肝障害の終末像として考えられる病態である。


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4)基礎医学、薬学の試験問題 274
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問題1.次の文章は正しいか?

肝硬変は種々の原因によって生じた慢性肝障害の終末像として考えられる病態である。

臨床的には肝細胞の機能不全と門脈圧亢進症を呈する。

(1)正しい  (2)間違い







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   正解
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(1)正しい 







問題2.次の文章は正しいか?

わが国における肝硬変患者のほとんどがアルコール性によるもので、肝炎ウイルスによるものは10%くらいと考えられている。


(A)正しい  (B)間違い






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   正解
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(B)間違い

わが国における肝硬変患者のほとんどが肝炎ウイルスによるもので、20%はB型、60%はC型肝炎ウイルスで、アルコール性によるものは10%くらいと考えられている。






問題3.次の文章は正しいか?

肝硬変症の3大死因は食道静脈瘤の出血、肝不全、肝がんであるが、前者2つに対する内科的治療の進歩により生存率が高まり、現在では肝がんが最も問題になる。

(A)正しい  (B)間違い







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   正解
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(A)正しい








問題4.次の文章のかっこに入るのは何番?

肝硬変に伴う肝性脳症は門脈大循環シャント(短絡)により腸管内で産生される( A )などの中毒性物質が門脈より直接大循環に流入することと、肝細胞障害が種々の程度に加わって生じる

(1)ナトリウム  (2)アンモニア









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   正解
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(2)アンモニア


posted by ホーライ at 07:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 肝臓の病気 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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